前回の更新から1ヶ月ほど間が空いちゃいました。お久しぶりです弐新です。

イベント終わってから、燃え尽き症候群とスランプがいっぺんに来た状態（←盆と正月がいっぺんに来たの真逆みたいなやつ）になって、何もできずにいました。

何もできない間も、通販の在庫がぼちぼち動いてくれるのが救いでした。あと感想ももらったしブーストももらったし……恵まれております。いいかんじのお返しとかできなくて本当にすみません。ありがとうございます。

さて、今回のタイトルは平沢進師匠のアルバムからとっています。あるテーマに基づいたアルバムのタイトルを、日本での上映が終了してから1年経った日の投稿とかぶせると、あまり明るくない文脈が発生しますが、まあ誰も知らんしええやろと思っています（こら）。

公式に言いたいことは今もアホほどあるけれど、人生最高の映画に出会えたのだけは本当に、何も文句はなく、心の底から良かったと思っています。

邦題とポスターでまずビビッときて、あらすじで興味を惹かれ、1分半の予告編だけで私の心を1か月ワクワクさせ続けるエネルギーを持ち、映画館に向かう電車の中では（これほどまでに理想のアニメを夢見ていられる今が一番幸せかもしれない、実際に見てしまうよりも）とさえ思わせる力がありながら、実際の本編はオープニング良し序盤5分の掴み良し中盤の緩急の付け方良し終盤に向かう勢い良し最終決戦良しオチ良しエンディング良しクリフハンガー良しスタッフロールの余韻良しで、あまりに完璧すぎる97分に衝撃を受けて（えっこれ逆に信じられない、2回目見るまでこの映画の価値の高さを信じられない）と思いながら帰って速攻国内外の考察を漁り、予備知識を仕入れたうえで翌日2回目を見てなお一切変わらない価値を確認して安堵し、エンディングテーマ単曲をアマゾンで買って聞きながら歌詞の意味を調べて涙したほどの映画に、出会えて良かったです。ファーストインプレッションから終わりまで何も減点要素がなく完全無欠だった。たった97分で欲しい栄養素がすべて得られる最上のコスパ。これ以上は無い。断固決然として無い。

アニメーションの枚数はそんなに多くなくてリップシンクは最低限だしリッチな作品では決してないけれど、アングルがぐりぐり動きすぎて目で追えないアクションシーンもないし声優の演技もやたらうっさくなくて、思わせぶりなだけで意味のない見飽きた無駄な演出が目につかなかった。日頃アニメを見るうちに必要だと思い込まされていた数々の要素が、本当は無くても良いものだったと思い知らされた衝撃は二度と上回らない。必要だと思い込まされていた数々がもし本当に必要なのだとしたら、この映画にはそれらが無いのに何故こんなに面白い？？？

まあその後がキツかったんですけど！あと残り8回しか見られる機会が来なさそうだと見切りをつけて今のうちにせめてできることとして日本語字幕を全て書き取って、その過程で飽きられれば良かったものを全く飽きが来なくて、もう見れない絶望と禁断症状にのたうちまわる羽目になりました。色々なことをしました。妄執を断ちたくて諏訪大社4社巡りをしたり（何で？）、同人誌描いたり、中国語読めないくせに情報を集めるために向こうのSNS登録したり、Wikipedia記事書いたり、公式動画配信アプリの知らない機能で本編を安定して見れる手段を手に入れたり、他人からの供給なしでも創作ができるよう半年かけて環境適応したり、また同人誌描いたり、色々やったなぁ。

でもこれだけハマれるコンテンツを見つけられたのは最高だったよね……。それに、まだまだ色々やりたいことはある。なのでそろそろ、まだいくつか進めている企みごとを練る作業に戻ります。サヨナラ！