オハヨ!弐新です。
前からTwitterで告知していた通り、弊サークルで発行済の同人誌2冊を中国語簡体字に翻訳しました。というか自力じゃできないのでしてもらいました。
BOOTHでのダウンロード販売は初めてなのでドキドキですが、どんな風に見えるかお試しで確認できるよう、無料PDFサンプルを置いています。よかったらご活用ください。
値段について、無料のほうがいいかな?と思ったんですけど、翻訳に報酬を支払った(当たり前体操)ので無料はやめて、紙版のイベント頒布価格と同じに設定してます。
ちょっと生々しい話しますと、個人的な認識として、公式によるガイドラインがないジャンルの二次創作同人誌は「黒と認定されてないだけの黒」であって、紙だろうが電子だろうが変わらないと思ってます。第三者側で白とかグレーとか判定できるもんじゃないというか。
昔は「紙は印刷代がかかるので電子販売と違って利益が発生しないという建前ができる」とか言われたりしてましたけど、二次創作ガイドラインが公式で作られるジャンルが多くなった現在では「非公式の建前や慣習より公式発表に従うべき」的な流れが広まっている気がします。
ガイドラインがないジャンルなら上記の建前が生きていて、界隈の暗黙の了解に逆らえば囲んで棒で叩かれたりなどするでしょうが、あいにく私しかいませんで、めってされない限りは社会的な良識に従いつつ持続可能な体制でうまくやりたいです。曖昧だからって公式に凸るのは論外やぞ!やめろよな!この話終わり。
楽しい話をしよう。
他言語翻訳を依頼するのも初めてでしたが、メチャクチャ楽しいですねこれ。日本語字幕がきっかけで作品にハマったわけですが、やはり中国語が元々の作品の言語だという意識が常にあったので、原点回帰?というか???うまく言えないけどそんな感じがあります(投げやり)。
↑これは二次創作始めたての頃の私のツイート。日本語で吹き出しをつけたときの違和感がエグくて苦悩した様子が伺えますね。今はもう慣れましたが。
あと、翻訳の際に、各キャラの口調再現をすっっっごい正確にやってもらえたんですよ……うれしい……。写植しながら「このキャラこういう言い回しするわぁ〜……」という“納得”が随所にあり面白かったです。いや確かに元は自分が考えた台詞なんですけど、翻訳を経由することで一旦自分から離れるので、自分のじゃない新鮮味がそこにあるわけですよ。これ自画自賛って言わんよね?
個人的な注目ポイントは『萍水相逢』(=『袖振り合うも、』)15ページです。大の字の口の悪さはエンターテイメントだと思っているのですが(え?)、正にその真骨頂という感じに仕上がっており爆笑しました。
ある日ふと(もし台詞翻訳してもらったら各キャラが中国語で話す漫画になるの?それは見たいな……)と思い立ち突発的にやったことですが、すごく楽しかったです。まんぞく。
今日の記事はこのへんまでにしときましょう。次は、先日発掘したまあまあやばめの資料についての記事を、できれば来週末までに書きたいと思います。サヨナラ!