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ふるがる

偏在的放棄性脱力癖を誘発する二次創作ブログ

2024/02/06

《大雨》を見に上海へ・観光編

まえがき
先月、不思凡監督の新作映画《大雨》を見るために、2泊3日の上海旅行をキメてきました。無事帰ってこられたので、旅の感想を出国編・観光編・映画編の3つの記事に分けて書きました。
新作のネタバレが含まれる内容は映画編のみです。3月のTAAFで上映が行われるまでネタバレを見たくない人は、出国編と観光編だけ読むといいと思います。

出国編では、旅行までの事前準備がクソダルかったので苦労話をします。文章多め写真少なめ。
観光編では、映画以外の上海観光についての話をします。文章少なめ写真多め。
映画編では、映画の内容について話をします。文章多め写真も絵も無し。中国語の勉強が不十分なため内容の読み違いが大いにあろうかと思いますが、ネタバレを見たくない人は要注意です。

まえがきはここまで。ここから観光編。


観光といっても、今回の旅程だと実質1.5日程度しか自由時間がありませんでした。なので映画以外は、豫園とか外灘とかの、上海旅行の定番をギリギリ拾うくらいしかできませんでしたね。そのへんも楽しかったのですが、映画について語るほうに労力を割り振りたいため割愛します。

中国の映画館の話。
日本だと大抵は映画館の個別ホームページがあり、何の映画をいつ頃上映予定かぐらいはそれを見ればわかるものですが、中国の映画館でそれを調べる方法が全く分からず……。12月初めあたりから猫眼电影でチェックしてみても、どうやら目当ての数日前にならないと上映予定は出ないようでした。ホテルと航空券をさっさととってビザまで取得しておきながら、肝心の映画が見れるかどうかはギリギリまでわからないなんて!!!かなりやきもきしました。
そんなわけで、黄浦区の映画館の中で真っ先に1/20の公開予定を出してくれた「和平影都」で見ることにしたのでした。
ここ。
高級ブランドのテナントが色々入ったショッピングモール併設のシアターで、スクリーンは合計7つ?程度の小さい映画館でした。
1階のこのカウンターからチケットを購入できますが、現金だと価格表通り100元です。でも今回同行していただいた現地ガイドさんが、スマホアプリで購入&カウンター横の機械から発券までしてくださいまして、料金は68元になりました。金額けっこう変わるわね……。出国前に予約をしたいのはやまやまだったのですが、日本の電話番号だとチケット購入まで進めなかったんですよね。ガイドさん様々でした。

上映開始まで時間があったので、ここでガイドさん&映画に興味のない同行人と別れて、1人で本屋と郵便局を回ります。
上海书城。去年リニューアルオープンしたばかりとのことです。
海外の本屋、本好きなら言葉わからなくても行ってみたいもんですよねー。

2階のエスカレーターを上がった真ん前に、戸川純のエッセイが置いてあってテンション爆上がり。速攻購入を決めました。こういうのがあるから行ってみたくなるんですよねー。

2階のこのあたりが現代小説のエリアのようなので、陸秋槎先生の原著を見つけたかったのですが、商品場所の検索端末くらいあるだろうという当てが外れたのでダメでした。この量を目視で探すのは無理だよお……。店員さんに直接パッと聞けばいいんでしょうが、そんな時間もスキルもなく断念。純ちゃんのエッセイだけ買って本屋さんを出ました。
郵便局は、大雨のコラボ商品(はがきとか)があると聞いたので探したかったのですけど、近場で回れる範囲の店舗のうち一つはリニューアル工事中で、もう一つは店頭で取り扱いがなさそうでした。店員さんに直接パッと聞けばいいんでしょうが、そんな時間もスキルもなく断念(2回目)。というかそもそも渡航中は販売開始してなかったのを後で知った。日にちくらいちゃんと予告してよお!!!泣
語学力雑魚だとこんなもんです。かなしい。こんなんだったら百聯ZX創趣場(オタク系のテナントめっちゃ入ったビル。アニメイトとかある)でも行けば良かった。

南京路の歩行者天国を通って映画館に戻ります。これ(写真右側)は途中で見つけた「雷鋒に学ぶ日」のボランティア参加窓口と思われるもの。しゅえーしゅれいほー、はおばんやー♪好きな中国の歌手さんが童謡をカバーしていたので、見つけた途端にあれ知ってる!となり、ちょっとテンション上がった。
映画館の6階に上がって入場を待ちます。チラシくらいもらえないかと思ったけどなかった。残念。
この写真左側にあるエレベーター室のさらに左側に、大雨のポスターが展示してありました。
Twitter(現X)に上げた写真はここで撮ったのでした。そのうち入場時間になったのでスクリーンへ。

待ち時間に撮ったこの写真をWeiboに投稿したら、映画のファンコミュニティで「中国語がわからない日本人が上海まで映画を見に来るのは現実的じゃない」とか言われて笑った。Chu!向こう見ずでご・め・ん
映画の内容はネタバレになるのでこちら↓の記事に隔離します。

《大雨》を見に上海へ・映画編

内容に触れない範囲で話をすると、あれですね、事前に聞いてた通り、中国の映画館ってすごい唐突に上映が始まって唐突に終わるんですね……。日本だと「広告→場内暗くなる→館内マナーの案内→場内もっと暗くなる→本編開始」みたいな段階がありますけど、今回は「広告→例の緑の龍が出てドゥーン \デデッデー/が鳴って場内暗くなる」だったので、始まるのが急すぎてびっくりしました。
そして本編終了後も「エンドロールが始まると同時に場内明るくなる→Cパート→スタッフロール」的な流れ(ちょっとネタバレですねこれ。すまん)だったので、終わるのも急でした。スタッフロール始まったときにはもう掃除の人出てきてたし。
マナーについては、上映途中に入ってくる人がいた程度で、心配してたほどマナーが悪い人はいなかったです。といっても、この座席半分くらいしか客がいなかったせいかも。

あとは上海蟹食べて外灘の夜景見て翌日帰りました。
とりあえず最大の目的(映画見る)は無事達成できたので良かったです。上海、全体的にスモッグがすごくて空が常に澱んでるのは気になった。冬はみんな暖房焚くせいで、とりわけえらいことになるそうです。
それととにかく言葉がわからないのがつらかったので、またいつか上海旅行リベンジしたいですね。何事もなく終わったから結果的に良かったものの、現地の人達に気を使わせたり察してもらったりしたのを自分の力で何とかしたとは言えませんし、仮に何かしらの悪意をぶつけられていたらひとたまりもなかったでしょう。次行く機会があるなら、それまでに語学力を鍛えておいて、もっとマシなコミュニケーションをしたい。
観光編終わり。

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