こんにちは。今日も今日とてDAHUFAについてだらだら語っていきたいと思います。れっつらごー。
感谢给我逆境的众生。
中国版キャッチコピー?のストイックさについて考えていたらこういう絵になりました。
出た鼻血を流れるままにしておくタイプ(ただ余裕がなかっただけかもしれない?)のキャラなので違和感がなくもないですが、拭う動作やったら絶対かっこいいやん……!と思って最後まで描いてしまった。若干夢要素が入っちゃったきらいがあります。
ダフファーのタフネスについて。
以前の記事で、羅丹に1回目撃たれたときの傷はどうなった?って疑問を書いたんですけど、作中のタイムライン(特に1回目に撃たれてから目覚めるまでの時系列)を整理すれば、回復に必要な時間を逆算できるんじゃないか?とふと思いつきました。
以下、だーっと書き出してみました。
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DAHUFAの時系列
皇太子失踪(本編開始1ヶ月前?)
皇太子豆人間の村に迷い込む、血なまぐさい場面を見て半月食欲を失う(本編開始半月前?)
ダフファー豆人間の村に着く(本編開始)
塀の上でジャンに会い、玉佩を拾う
村の中で聞き込み、処刑人と居住区で交戦
吉安羅丹を叱る(ここまで日中の出来事)
ダフファー夕日を見ながら号泣(日没)
ダフファー寝る、ジャンを発見し追う(夜)
山水画を描く皇太子と再会(日の出)
蟻猿の巣で皇太子とはぐれる&マオに会う(朝)
ミンに連れられて皇太子と再会、口喧嘩、鋼鉄杖没収、洞穴で逃げるも羅丹に撃たれ負傷(昼)
ジャン豆人間の秘密について知る、処刑人から逃げ切り川で泣く(昼〜夜)
囚われの皇太子、ミンと再会(室内なので時間不明)
川でジャンとダフファー再会、武器調達(たぶん朝)
ダフファー、隠婆の処刑を阻止(昼?)
吉安、ダフファーに処刑部隊をけしかける&羅丹、彩と別れて出動(夕暮れ)
隠婆と処刑人が会話、革命勃発
洞穴で処刑部隊とダフファー交戦
吉安、マオの仕事場視察
皇太子、吉安の館から脱出、ジャンと再会
ダフファー、羅丹に狙撃され落下、重症を負う
マオ、ジャン殺害
マオと吉安死亡
羅丹とダフファー交戦、ダフファーの辛勝(日没)
皇太子、ジャンの墓を作り村を出る、終幕(昼?)
彩、誰もいない解体場で羅丹の死体に何かをする(日没、最終戦の直後?)
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ふう。こんなこともあろうかと日本語字幕をだいたい全部書きとめておいて助かったぜ……。こうして見ると、本編はたった3日間の出来事だったんですね。濃密。
本題に戻りますと、撃たれたのが昼間で、川で目覚めたのが翌日の朝っぽいので、銃弾で一発撃たれた程度なら一晩丸々寝れば通常通り動けるくらいに回復するものと考えて良いんじゃないでしょうか。
落下時の負傷も考えるべきですけど、2回目撃たれた時の落下ダメージは翌日までガッツリ引きずってた(あの包帯ぐるぐる巻きかわいいよね)(あれで効果は……あるのか……?)ので、それがなかった1回目被弾時の落下ダメージは2回目より少ないものと見てよさそうです。
仮定を重ねすぎててわやわやな結論になってる気がしますが、こういうこと考えるの無駄に楽しいですね。
前の記事で書いた、各キャラの殺しについてのスタンスをまとめてみた。私個人の意見ですけども。
羅丹から彩への対応が別枠すぎて、やはり愛があったんだなあ……と思わずにはいられない。
羅丹の話をもうちょっと続けます。
すらっとした長身のキャラなのに何故狭い構図で描いたのか?それは彼の人生が恐怖と束縛についての物語だと知ってしまったからです。
というのも、Twitterで紹介してもらったんですが(本当にありがとうございます)、監督がどっかの生放送で、羅丹の最期の台詞について解説していたらしいです。知乎に要約が載っているのでリンク貼ります。
羅丹……羅丹お前……そんな、オペラ座の怪人のエリックみたいな生い立ちやったんか……!!!
というかそもそも人間だったんですね。豆人間説をどこかで見かけましたけど、指の本数が違うので100%有り得ないとは思っていました。じゃあ何?って言われると分かりませんとしか答えようがなかったですけど、人外に見える奇形の人間だったとは思わなかった……。最終戦で上半身が撃たれても下半身だけで走って向かってくるくだりのおっかなさと、主人公の謎っぷりとに引きずられて、彼も人外なのではと考えてしまっていました。
となると、本編中の彼の振る舞いについて、見方めっちゃ変わりますね。豆人間たちをやたら殺してたらしいのも、人間じゃないのに人間と思い込んで薄ぼんやり暮らす彼らがめちゃくちゃ癇に障ってたんですかね。人間なのに見た目で迫害された奴から見たら、そういうの割と地雷な存在じゃないですか?豆人間たちが自分は人間だと思い込んでるのは村全体がそう洗脳されているせいであって彼らに責任はないですし、単に羅丹自身に殺しが好きな性分があったせいとは思いますけども。
それと彩だけは殺さないで別れたのは、普段は殺しでコミュニケーションとってくるイカレ野郎なりに、彼女を大事にしたかったんでしょうか。気に入らない者も恐れる者もみんな殺すような奴が、なんで高圧的な老人に大人しく雇われて暗殺者やってんだろうと思ってましたが、それもたぶん彩と二人で暮らすためだったっぽいですね。最終戦でいきなり吉安を殺したのも、その前の場面で彩と別れてるから、吉安の言うことを聞く必要がもうなくなったんでしょう。普段から普通にムカついてただろうし。あと、序盤の3人会話シーンで処刑人達を撃ち殺したのも、うちの彩怒鳴りつけてんじゃねーよちょっと吉安軽く脅してお灸据えとくか的な意味にも見えてきた。
後から裏設定明かされても本編中の何もかもに納得いくような精巧な作り、出来が良すぎてこわい……。このあたりを踏まえてもう一度見たいので、円盤化か配信お願いします!!!何だ!?金が足りんとでも言うつもりか!!!(←射殺フラグ)
私はもともと裏設定どんとこい派なので、知乎をもっと漁れば色々出てくるのでは!?とワクワクしています。ブルーオーシャンが広がっている……!
前より前向きな記事になって良かったです。あと一枚なんか描けばイラストが十枚貯まるので、ピクシブにまとめてアップするつもりです。そのうち描けたらまた見せに来ます。それではまた今度!