前回の記事で、映画の記憶が薄れてきて言葉で語るのが難しくなってきたと書きましたけども、それは作中のグッときたところや疑問に思った点とかがもっとあったはずなのにうまく思い出せない的な意味でありまして、代わりにといっては何ですがキャラ萌えが加速している感覚があります。
というわけで今回から記事のコンセプトを変えまして、個人的にここすきと思った点をゆるく挙げていくかたちにしたいと思います。いかにもオタク的なきもちわるいキャラ消費の姿勢に切り替わるので、これまでの比較的まじめなふいんきを期待してると気分が悪くなる場合がございます。今までも十分気持ち悪かったって?すみません……。
俺は頭が悪いからよ、作品が暗示する階級社会への皮肉とか風刺とかはぼんやりとしか分からねえし文章にできねぇ……だが各キャラのあのシーンこのシーンの萌えポイントだけは分かる!!!(←ザ・だめなオタク)
それでも大丈夫ですか?大丈夫ならいってみよー。
まおまお。
ダフファーの台詞「理想が叶った日がお前の命日になるかもな」に対して、マオはどういう反応するのかなと思ったので描いてみた。
マオの粗野で浅慮で陽気なところ好きだよ。人懐っこい性格は美徳のはずなのに、それが破滅への道を逸れるための軌道修正に一切関わらないまま理想に向かって突っ走って、なんか知らんけど一人で満足して死ぬところまで含めて好きだよ。
理想を諦めかけたときにダフファーが背中を押して、見届けてあげさえしたこと、今でもどう読んでいいか分からない。ダフファーは基本的にストイックだから、目標を持ってるマオに対しても厳しく接したのか、それとももしかして彼なりの優しさだったんだろうか……。あの時点ですでに致命傷を負わせているから、言葉巧みに自害させようとしたとかの打算ではないことだけは確か。
あと、クラファンやってた頃のFacebook見てたら全キャラの身長比較?のイラストがあって、そこでマオが豆人間の腕食べててOh…となった。割と引いちゃった。それやってると、豆人間の正体を知って吐くシーンの意味が変わってくるやん……。
クラファン当時から劇場公開に至ったまでの間に、台詞とかシーンとかめちゃくちゃカットしたりしたらしく、それで内容がかなり変わってると思われるので、当時のと映画版とでは作品としては別物だとは思うんですけどね。映画版では豆人間の食利用の話は出てこなかったですし、たぶん途中で消えた設定だろうなと予想しています。ただ、心臓をえぐって死ぬ手前のシーンはクラファンの映像にも写っていたので、初期からの既定路線ですね。マオというキャラクターの根幹部分と末路は最初から変わってないってことで、ちょっとフフッてなった。
これもTwitterで教えてもらったことですが(重ね重ねありがとうございます)、月刊中国ニュースの監督インタビュー記事に、作品の成立過程についての流れが軽く書いてあって、かなり興味深かったです。今でもデジタル版が有料で読めるのでおすすめです。
これは落書きのつもりで線画を描いたら何となくノッてしまって1時間ちょいで描き切ったやつ。線数が少ないから服の影ノリノリで描いても作業時間少なくて済むの、かなりコスパ良い。弐新、服フワッフワに描くのだーいすき。
告知。
来年1/9のTOON MIX10に参加することにしました。
3月にある東京のほうのは行けるか分からないから、DAHUFAでサークル参加した実績を先に作りてえなと思ったので、思い切って申込みしてみました。
しょーみな話、今まで薄い本作ってきた中で一番制作期間が短くなるんで不安ですけど、各キャラの作画コストも今までで一番少ないので、きっと何とかなるでしょう。まだネームとか出来ていませんが……。(本当に大丈夫?)
でも、今の私の"""狂い"""を何とか形にしたいという気持ちはマジなのでがんばります。A4で12ページ程度の4コマ漫画本を持っていく予定です。よろしくお願いします。
今回はこのへんでお開きにします。またこんど〜。