お久しぶりです。気付けばブログの更新がちょっと間が空いてしまいました。弐新です。
ここ1ヶ月まるでやる気をなくしてもっぱらふて寝をしていましたが、平沢進師匠のインタラクティブ・ライブ「ZCON」に参加してちょっと元気が出たりなどしたので、久しぶりにイラストを描きました。
ダの服のなんか結んでるとこ、軽く注目して見ただけでシーンごとに違いがちらほらあって面白い。合間合間に結び直したりしてるのかな。普段は上部の結び方で気まぐれに下部右にしてみたり、よそ行きのとき等に下部左の結び方をしたりするとか、妄想が捗る。
作画担当の癖が出てるとも取れるので、シーンごとに製作期間前期or後期に描かれたかどうかとかの分類にも役立ちそうです。ようせんけど。
ここから先は特に読む必要のない、個人的な近況についてです。内容は、やる気をなくしていた間にしていたこと、インタラライブの感想についてなどです。
中身のない独り言なので、時間を無駄にしないためにもここで引き返すのが賢明です。それではまたこんどー。
読まなくていいって言ったのに。まあいいや。
前回の更新のあと、ブログ更新のやる気をなくしていた間、突如毒電波を受信してしまい、いかがわしいまんが(もちろんガッツリ18禁)のネームを描いたりなどしていました。
いやさあ……確かにTwitterで言ったよ?世界でいちばん好きな映画で、私史上いちばん分厚い本を描いてみたいってさあ。だからって表紙込み64ページ(←しかもエピローグ描きたくなってまだ増えそう)のエロ本のネームを1ヶ月かけて練り上げる奴がいるか?ふざけんなよ。オーダーどうなってんだ?店長を呼べ店長を。
この本は流石にキャラクター達のイメージを著しく損なう表現でしかないので、表に出す気はないです。日本語圏で活動してるのが私一人しかいないのにこんなん出せるか!私専用じゃうはははは!描いててめちゃめちゃ楽しいのが余計にタチが悪い。
ネームを描きながら、エロを描くことでコンテンツ消費のペースを上げつつ、表に出てくるのはもう止めようかなと考えていました。打てども打てどもちっとも響かない界隈がいい加減嫌になっていたため、自分ひとりだけで楽しめる創作に打ち込みながら、作品への未練も早く片付けてしまうほうが楽だろうなと、そういう風な考えです。この考えは今もあるので、いつでもそっちに切り替えられるようにはしてあります。
そうしてちょうどネームが一区切りしたところで、かねてより楽しみにしていたインタラクティブライブの日程になりました。
あのね、めっっっちゃ楽しかったです!!!!!めくるめくヒラサワールドにすごく元気を貰いました。初回公演は天候技師として、昼公演は改訂評議会として参加し、最終公演はアーカイブで後追いしました。私にとって初のリアルタイム参加で、めちゃくちゃ心に残りました。本当にいいライブでしたね。
自分語りをしますと、平沢ファン歴は大学時代からなのでだいたい10年弱です。ただワーセル2015のときは、まだあまり師匠独自の世界観を把握できてなかったので参加せずスルーしてました(だって何言ってるかぜんぜんわかんなかったんだもん)(今もまあ、雰囲気で読んでるとこある)。ノンタラに第九曼荼羅大阪公演からいくつか参加し始めて、だいたいノリが分かってきた頃に今回のライブ開催が発表され、ようやく憧れのインタラに参加できて光栄だったし夢のようでした。
私にとっての平沢師匠、少数派の星であり、孤立と孤独を司る神です。あとはよくへんなこといったりやったりするおじいちゃんです。
これはあくまで個人の意見でありファンの総意では全くないただの戯言として聞いてほしいんですが、少数派として生きていると、多数派に対して鬱屈を貯めざるを得ないじゃないですか。何せ奴ら、私にとって大切なものをちっとも尊重しないでおもちゃにしたりないがしろにしたりする上に、こちらのことを異常者呼ばわりしてくるものだから、うっせー黙れバーカみんな死ねって感じです。30年も生きていない私でさえ奴らのお決まりのパターンにはうんざりさせられきっているのに、倍以上生きている師匠におかれましてはうんざり度も計り知れない程積み重なっているでしょうに、何十年も表現を止めないでいるあの姿勢には大いに学ぶところがあります。ああいう、少数派を貫ききるとこがカッコいいんですよねえ……。思想はまあ、ちょっとわかんないとこあるけど。でもよってたかって異常者扱いされるウザさはマジで分かるので、デモ扇動や犯罪やらかすわけじゃあるまいし別にいいじゃんそっとしといたれよと個人的には思います。
話が逸れた。何の話だっけ?インタラが最高だったって話か。そう今回、怒りでもって破壊しろってくだりが特にグッときました。前描いた本のあとがきでも書きましたが、今の私の活動原理が現状に対するネガティブな感情由来なので、それを肯定してくれたような気がして勝手に救われていました。被害者根性だけこじらせすぎないようにしないと危なっかしいなとは思いますが、基本このままでもいいんですね。
自分に価値がないとあの手この手で思い込ませてくる価値観に怒れ、オマエタチを使い潰すための刷り込みを破壊してそこから脱出しろ、オマエタチはもともとそのままでスゴイ存在なんだから、ってメッセージを、今の苦難の時代に平沢師匠が大掛かりなライブ開催してまで伝えようとした事実、思い出すたびにすごく心に沁みる。普段の暮らしの中で気持ちが落ち込んでしまうとき、「でもBEACONは今も鳴ってっしなあ……」と考えればちょっと前向きになれる、ZCONはそういうライブだった。アーカイブ切れても円盤出るまでぜんぜん待てる。師匠、これからもついていかせてください。
そういうわけで元気をもらったので、まあ、表に出せそうな創作をもう少し続けてみよっかと、そういう気持ちに今はなっています。これからのこと何も分からんけども。腰痛いし、ここ半年ずっと情緒が安定しませんし、普通の分厚い本っつったのにエロまんがのアイデアなんぞ上げてくる自分の創作意欲は全く信用できませんし。
ここまで読んでくださったあなた、応援とか感想とか別にいらんから、頼むから一緒に狂ってくれ。
はあ疲れた。明日も仕事だし早く寝よう。みなさんもいっぱい寝たほうがいいですよ。おやすみ。