はいどーもー。イベント申し込み締切が再来週なんですが、今のところなんもできてない弐新です。今月は漫画を一切描かず、自分だけが楽しいある遊びを延々としていました。
二次創作がほぼない環境に適応するために他者の存在を必要としないモチベーション発生機構を備えるよう進化した副作用として、成果物をネットに上げなくても自分だけ満足できる創作活動を続けられるようになってしまい、インターネットエンターテイナーとしては駄目になった感覚があります(いつからエンターテイナーになったつもりか?)。それはさておき、遊びの成果もネットにアップできるクオリティに仕上げることができれば上げてみたいとは思っているところです。傍目からは中々おもろめな“狂い”に見えるかもしれないので。
さて、今回はTwitterで目についた↓の画像を元ネタにパッと描いてみました。
記念絵とか考えるの好きじゃないんで、映画の日本公開一周年と合わせるつもりはなかったですけど、近かったのでTwitterへの投稿日を重ねてみました。記念すべき日にこういうパロディをやるといっそう楽しいんですな。
パロディとはいえ真面目にやろうと思ったので、本編序盤の、山水画描いてる皇太子と再会するあたりのカットを参考にしつつ描きました。あのシーン、皇太子が「今すぐ帰ろ」って高速手のひら返しをしたのを見た大护法の顔がしかめっ面から一切表情変化しないのが好きすぎて、今回のパロディ絵にも変化のなさをそれとなく盛り込んでみました。一ヶ月近く消息不明だった護衛対象が元気に生きててしかも帰る気にもなってくれたのは一応喜ぶべきではあるはずなのに、皇太子のあまりの調子の良さに苛つきすぎて全く喜ぶ気になれないどころかむしろますます腹が立つ、とでも言いたげな大护法のあの表情よ。
『大护法』は作画コスト削減・省力化のためにキャラデザも簡略化されるような作品であるためか、アニメーションとしてはあまり動かない箇所が少なくないです。なので、上記のシーンも新しく表情描く余裕がなかっただけなのでは?という見方も成り立つのかもしれませんが、この作品に限っては動かなさをむしろ逆手に取ってキャラクターの心情をシンプルに描写しつつ、視聴者に自由に解釈させる奥行きさえも確保する効果を生んでいる向きのほうが大きいように感じます。最小の動きで最大の効果を狙う、まさに凄腕の暗殺者のごとく研ぎ澄まされた表現の数々、やっぱりもっと微に入り細に入り取り上げられて評価されるべきだと思うんですけどねえ……。いかんせん本編を見る手段がなくてねえ……。はあ……。
それにつけても、一周年でも相変わらず何の動きも見せない公式にはカチンときますね。DAHUFAと同時期に上映されてた映画が次々ソフト化されたりアマプラに来たりしているのを見るたびにキレ散らかしてしまうけど、そう言う自分は日本語字幕の書き起こしも読めるし腾讯视频のアプリで保存しといた本編も見れるしそれでええやんという諦めの気持ちもあり、いやこのままだと他人が描いた二次創作増えないじゃん見れるものならやっぱり見たいじゃんという我儘もありで、今日も今日とて感情がちっとも安定せずに諦めと怒りを反復横飛びしております。めっちゃ寿命縮んでそうな生き方ですね(←他人事)。
まー、こんなことうだうだ言っててもなんも始まりませんので何とかやっていきましょう。またなんか作れたら浮上します。それではさらば!