印刷前に全体を見てみたが、上映期間中に全て書き取ったつもりの字幕もところどころ怪しい箇所があるなあ……でももう確かめる手段はないのだなあ……と思いしんみりとした。序盤、太子が小姜に玉佩を返すシーンの大护法の台詞が「落とし物です」だったか「忘れ物です」だったかさえ、もう思い出せないのだ……。

と思っていたら、これを発掘した。上映期間中に映画見ながらとったメモ。何もかもがとてもどうでもよくなった時期（去年3月頭くらい）に、勢いで捨てたかとてっきり思っていた。

これがあっても曖昧な箇所はもちろんある（メモ2周目と3周目で違う記述とか普通にあった。適当すぎる）んですけど、ある程度根拠にしてやりましょう。どうやら「落とし物です」だったぽいです。

当時、映画館でのメモなんかそれまでやったことなかったので、やり方はこの記事↓を参考にしたのでした。

暗い照明の中、スクリーンから視線を外さないまま手元を一切見ずに書いたので、ただでさえ汚い字が手のつけようのない悪筆になり、後から見返すと解読不能な箇所も多々ありました。それでも当時は必死だったんだなあ……。これが映画の記憶を私の元に留める数少ないよすがになる予感は当時からあったが、流石に外れてほしかった。

ほんというと、私一人で抱えてていい価値のデータではないので、映画を忘れたくない人に分けたい。なんなら駅前とかで配って歩きたいくらいの気持ちさえある。著作権法を知っているのでそこまではやらないけど。

どれだけ私一人でぐるぐる考えていたとて、他人の解釈を聞けたりの相互作用が発生するわけじゃなし、虚しい。去年1年間、エネルギーは流れ出るばかりでございました。LEAK！LEAK！

オチのない記事になる予感がしながら書いたが、ほんとにそうなってしまった。

そろそろ閉めます。またこんど！