元ちとせ『ワダツミの木』を聴いてて浮かんだイメージ画に単純な漫画をつけました。
絵とは関係ないですが、この曲って「女性が人を好きになるあまり花になる」歌らしいですね。
ソースはWikipedia。
戸川純『蛹化の女』も似たような感じだし、恋する人間ってちょっと虫だか花だかに変わりすぎじゃないですか?
恋の魔法の成せる技ですかね。ギリシャ神話のナルキッソスあたりに源流がある気がします。
漫画の話。
東方での鬼の世界は今のところ謎に包まれていますが、なんとなく海で区切られているようなイメージがあります。
『御伽の国の鬼が島 ~ Missing Power』って曲もあるくらいですし。一寸法師にも鬼が島(?)出てきますし。
あと「一度行ったことのある場所にしかワープ魔法が使えない」という、ファンタジーでよくある設定を採用しています。ドラクエのルーラ的な。
この設定を採用した上の漫画じゃ輝針城が移動できてないじゃん!ってなるのですが、正邪と針妙丸が先に幻想郷に行く→後で鬼の世界から幻想郷上空へ輝針城を小槌の力でワープさせる、が一番スマートだと思います。正邪が鬼の世界から幻想郷へ行くルートを知っているのは謎ですが、原作でも説明されていないし説明される気配もないですね。レッツ妄想。
輝針城霊夢Bエンドの「小槌を使ったのは今回が初めて」って設定は、絶対どっかで矛盾出るしそんなに重要じゃないような気もしてきたので、今回は無視します。(こら)
こういう、私の中でだけ成立している設定を作品に組み込むのってだいぶ難しいです。
説明しなきゃいけない気がするけど作中でやるのは野暮だし、だからといって話にしれっと紛れ込ませるのもなんだかなあ……
うーん。やっぱりどうしてもどっかにまとめて書いておきたくなるので、ブログがあってよかった。
私の同人誌のあとがきが妙に長くなるのも説明したがりの悪癖のせいです。
去年最後に描いたせいしん漫画でもそうだったけど、「やさしさに見えるけどやさしさじゃなくてそれに似た何かをやさしさとして受け取る」みたいなの、よく描きたくなります。
なんかデジャヴ感じるなと思ったら『春桜掌話』でも似たようなこと描いていたからでした。
(ダイレクトマーケティング)(そろそろうざい?)
どうせ無償の愛なんて存在しないんだから遠慮なくやさしさのドッヂボール投げあってりゃいいんですよ!軽率に!