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ふるがる

偏在的放棄性脱力癖を誘発する二次創作ブログ

2017/06/25

ニンドリ感想&オケコン感想

やっぽっぽー。オーケストラコンサート大阪公演とニンドリのダブルパンチをくらったので、とりとめのない感想をまとめてみました。
先にニンドリの感想を書くので、オケコンのネタバレが嫌な人は、下で注意書きが始まったらウィンドウ閉じてください。
こちらの記事はプププトレインキューブクッションをもちもちと揉みながら書きました。それではどーぞ。

時間がなくてニンドリ感想絵が描けませんでした。悪いけど原稿を優先させていただきます。ごめーん。
代わりといっちゃ何ですが、サークルカットの元絵でお茶を濁します。
この絵はサクカにする用途の他に、モノクロでの作画指針最終決定稿を兼ねています。肌にベタを塗るのが個人的に何となく抵抗感があってトーンで済ましてるところは前と変わらないです。画面がまとまらないのを防ぐためにベタの割合をちょっと増やしたりしたかな。
決めゴマではこれぐらい描き込めたら……いいなぁ……(遠い目)
なんか妙に描きやすいなーと思っていたら、すでに擬人化絵で同じ構図を描いてたんでした。顎クイは萌えるから過去の私がすでに描いていても何ら不思議ではないですね。
今回の原稿から、女王様のフリルを自作ブラシで描いています。いいかんじでしょ?カラーでもモノクロでも使えるように作ったので、たぶんこれからしばらくこの描き方になるはずです。

私にとっては待ちに待ったニンドリ発売でしたが、公式による設定後出し公開について、ついったーでは賛否両論どころか否の論調のほうが強くてびっくりしました。トリデラ発売当時もみーばーすでの設定公開があったそうですし、界隈ではとっくに恒例行事と化してるものかと……。あたいよくわからない。
私は新参なので設定公開にリアルタイムで立ち会うのは初めてで、ビッグウェーブに乗ってる感が楽しいです。あとストーリー漫画を描けない生産性皆無のクソザコナメクジなのがかえって致命傷を免れてる節もあります。
まあそんな些末なことはどうでもいいです。感想いってみよー。

これきっついわぁ……かなりガツンときた……。タランザお前いっつもそんなんやん……。屋根の上での挙動の尊さが倍率ドンな代わりに、トリデラ~ハンターズZまでのタランザの心境のつらみも倍率ドン。
トリデラのストーリー後、タランザがセクトニアのことを全然割り切れずにあがいていたことを明言されて、ああやっぱそーだったんだねー…と非常に納得はできるのですが、明るく終わった物語の裏でどうしようもない感情を抱えていたと知るのはかなりつらいものがあります。
あの文章ひとつで、トリデラ真格できせきの実を捧げたのはタランザ説が補強された気さえします。セクトニア様を蘇らせたいという願いをタランザが持っていると明確になったということは、トリデラのストーリー直後にも、同じ願いを違う手段で叶えようとしていてもおかしくないですよね。前々から私はこの説を支持していましたが、やっぱりそうなのかなぁ、と改めて思いました。

仮に、タランザは叶わぬ恋を抱き続けるキャラとして製作側がデザインしていて、これからもそういう描き方をされるとしても、逆に言えば、彼がセクトニアを想う心をなくしてしまうという最悪の事態だけは避けられることが保証されてるってことでは?私はタランザがセクトニアへの恋心を忘れてしまうほうがよっぽど悲劇だと思っているので、ハンターズZクリア後のアレですごく安心したんですよね。失ったものを忘れたら本当に失ってしまうよ@ユリ熊嵐
タランザはこれからもずっと女王様のことを愛し続けるんです。それは決して後ろ向きでも悲しいことでも何でもないはずです。ハンターズZが希望を持てる終わり方だったという点は、インタビューを読んでも私の中では変わらなかったです。

あと、「タランザの悪い心」のくだりはあんまりピンと来なかったです。何?セクトニア様のいない世界なんていらない的なこと思ったりした?うわーめっちゃやりそうーあいつー。そういうこと絶対ちらっと考えてそうー。
「ダークタランザがかんがえたさいきょうにきょうぼうなせんしがデデデ大王」っていうのが地味にウケる。タランザはお坊ちゃんだからちょーっと粗野なだけですーぐそういう認識になってしまうんだろうな。かわいい。

さてさていよいよオケコンの話をしますよー。ネタバレが嫌な人はブラウザバック(死語)ですよー。




















こうかいしませんね?(いっぺん言ってみたかっただけ)




















そういうわけで25周年オーケストラコンサート大阪公演夜の部にやってきたのだ。
いやーすっごく良かったですねー。一回聴いただけじゃ要素を拾いきれないぐらい詰め込まれてて、たいへん充実した時間でした。
前半、64の最終決戦前のムービーがいつ見ても涙腺に来るし、ゼロツーのテーマも好きすぎてちょっと泣いた。
あのムービー、ょぅι゛ょが曇ってるのが忍びなくてつらい分、カービィたちの頼もしさが余計にグッときてリ"ボ"ン"ぢゃ"ん"よ"か"っ"た"ね"え";;;;ってなるんですよ。『天かける虹』のところでも、エリーヌとカービィがにっこり笑ってる映像が流れて、カービィとょぅι゛ょの組み合わせいいよね…と思いました。タチカビSRまだやってないけど。ついでに言うと64も小さいころ兄の横で見てただけ…やめて石投げないで。
ゼロツー戦の照明がこれまた禍々しくて、徐々に盛り上がる曲調と相まってかなりの迫力がありました。そもそもステージライトが全体的に凝ってたんですよね。なかまメドレーの時はパステルカラーでほのぼのだったし、ここぞという時に映される星型のライトも感動的でしたし。後述しますが『狂花水月』の紫も妖艶の悪女感すごかったです。セクシャルバイオレットナンバーワン。『銀河に名立たるハルトマン』では紫と黄色だったのでプレジデンバーカラーだ!と思いました。
あとゼロツーの曲前半で左端のパーカッションの人がヒュンヒュン振り回してたやつ、あれは何だったんだろう。あんな楽器あるの?ゼロツーの羽音を表現してたのかなと思ったんですけど、ああいう方法で効果音を出すやり方もあるんですね。初めて見た。

トリデラメドレーの曲チョイスがあまりにも私得すぎる。後半2曲は来るだろうと思ってたけどまさかのセクトラトア……。『浮遊大陸の花畑』はまあステージ1だし特徴的だからメドレー曲目にあるとしても、『月影の帝都セクトラトア』→『あやつりの魔術師タランザ』→『狂花水月』って、いくらなんでもタランザとセクトニア様ふたりの世界な選曲すぎて俺に良し。
『あやつりの魔術師タランザ』は、原曲からして主旋律にクラリネットとチェロ(たぶん)が使われててオーケストラに馴染むので、うん知ってた!って感じで非常にしっくりきましたし、『狂花水月』はここでオーケストレーションしない選択肢がない名曲ですけど、セクトラトアはちょっとマニアックじゃないですか?それに原曲のオーケストラっぽさだけで言うなら断然『美の監獄』ですよね、なぜそこでセクトラトアを…?やはりセクトニア様とタランザふたりの世界を演出するための選曲だったと考えるより他にない(カプ萌えオタク並の感想)(パンフ読め)
『狂花水月』演奏中はセクトニアフラワード戦のプレイ映像が流れてましたが、これがまたゆるめでちょっと和んだ。スナイパーなのにそこでぎたい使わないのかよ!違うスナイプショット狙うとこそこじゃない!あああああビーム当たる当たる当たるおぉ上手く避けたよかったー。妙にハラハラする動きでした。
あとトリデラといえば、きぐるみカービィちゃんの入場テーマが『グランドサンストーン』でしたね。ちょっとした演出にも隙がない。運営さっすがー。

この記事で一番語りたいことを語るときが来たようです。
ロボボメドレーと社歌の間の、声優様直々に演じられた寸劇がヤバかった。女王様のお声めっちゃ凛々しくて惚れ直した。
その前のトリデラメドレーが『狂花水月』イントロメロディ繰返しでしっとりした終わり方だったのと、紫のステージライトとが相まって(ああこれ「妖艶の悪女にとわなるねむりを」だ……)って思ってしんみりしたあまり、その後のswitchの話をぼんやり聞き流してしまいました。もったいない。ロボボメドレーは桃球発進のサビで抑え気味な曲調になったのが意味深だったし(ロボボとの別れを暗示?わからん)スタードリームは奇をてらわない燃え曲なところが非常に良かったのですが、やっぱりとわねむを引きずってしまってしんみりしていました。
そこに突如響き渡る女王様の美声。しかも台詞が「わらわは眠っていたようだが……」(ごめんなさいうろ覚えです)って。とわねむからお目覚めに……!!??
あのね、スクリーンいっぱいに女王様の麗しいお姿が映し出されててね、ほんとにすごかったんです……!特にセクトニア様の翅がほんとうにほんとうにきれいで……ゲームでもきらきらしていたけど立ち絵でも一層眩しくて……。セクトニア様の翅をもっと綺麗に描けるようにならなきゃいかんと思った。
てか何あの画像、公式でセクトニア様の立ち絵って今までなかったんじゃないの?なんで公式だけ立ち絵持ってんの?(公式だからです)
まさかコンサートで女王様の立ち絵を拝めるだなんて。それも2枚も。1枚目は宝石の台座喚び出す直前のポーズだったけど2枚目はどこのだかわからん、なんかこう左向いてるやつ(語彙力ゥー)

スージーちゃんが女王様を程よくおだてていて、女王様も「少しは使える奴」認定しててほんわかしました。セクトニア様は常に女王様として振る舞うのに対して、スージーちゃんは立場が上の人に対する接し方をよーく心得てるから、二人ともキャラを保ったまま話が展開できて相性がいいはずなんですよね。そんな感じのことを考えながら前々々回のバレンタインイラストを描いたので、解釈が合ってて安心しました。
でもやっぱクローン勝手に作ってたのはよくないよね……。お仕事だけどね。前々々回の記事書いた後で知ったんですけど、クローンデデデにD3砲を与えたのはスージーちゃんだったようなので、クローンの兵器運用にも関わってたっぽんですよね。せっかくだからクローンセクトニア様にもメカウェポン見繕ってみてほしい。え?自前で魔法使うからいらない?そうですか……
閑話休題。
スージーちゃんが歌う社歌、オーケストラ伴奏ですごく豪華でした。HWCならやりかねない。なんて嬉しいファンサービスだ……。
セクトニア様のあの台詞、眠りから覚める→タランザが傍にいないので名前を呼ぶ→無能な民どもの存在に気付く、の順番で注意が向いてて尊みがマッハだし俺の心がビッグバン。
眠りから目覚めて一番最初に呼ぶ名前がタランザだったのヤバくない?それだけ重要で優先順位高くて身近で離れがたい名前ってことじゃん!セク→タラじゃん!
だってだって上の流れの中で、タランザの名前を呼ぶくだりは必ずしも必要じゃないじゃないですか。現にその後タランザのことには話一切触れませんでしたし、目覚めから直接無能な民どもが云々に行ったって良かったじゃないですか。それなのにわざわざ名前を呼ぶってことはですよ、女王様がタランザの名前を呼ぶという展開自体に何かしらの意味があると考えるべきですよね!(ここまで早口)
セクトニア様、もしかしてタランザのこと大好きなんじゃないんですか?
いやー、セクトニア様からタランザへの矢印って存在したんですね。思えばトリデラのビッグバン戦直前のムービーで、タランザがカービィ側についたのを見た時、打ちのめされたかのようにうつむいていましたが、あれはタランザに裏切られたと思ってショックだったんだろうな……。その直前に容赦なくタランザを吹っ飛ばしていたのと真逆の反応すぎてちょっと解釈しづらかったんですが、やっぱりそういう方向性と見てよいのでしょうかね。セクトニア様が普段お持ちの冷徹さとはあまりにも対照的な殊勝さやしおらしさがあの仕草から見てとれて、そこから生まれるギャップがぼくの心を鷲づかみにする。

ほんとに、女王様の詔を拝聴できる名誉を賜ることができたのが嬉しすぎた。あの台詞量、もしかすると本編より喋ってた可能性まである。後半なんてトリデラの台詞でおいしいところ全部詰まってましたよね!主人公を間に挟むことなく無能な民どもに向かって直々に口説いてこられたので夢女子になるかと思った。「支配して!」ってデコうちわ作って振らなきゃ。
25周年記念オーケストラコンサート行ってセクトニア様に惚れ直してんの自分でもちょっと意味わかんないんですけど、あんな美声を聞いてしまったら、ねぇ……。堕ちるっきゃないっすよこんなの。
はー幸せ。ニコ生チケット買ったのでまた聴ける。テンション上がってきた。生きよう。
今度はきっちり文字起こししてテクスト分析するんだ……!

今回の記事は以上です。
カビオケとニンドリの情報を統合すると、タラセクってますますお互いに重いカプなんだなー、という感じに妄想が突っ走っていってたのしい。原稿がんばる元気をもらえました。ありがとうオーケストラコンサート。ありがとうニンドリインタビュー。
それではまた来月ー。次の記事は原稿の進捗報告になるかと思われますです。

カービィ関連記事が増えつつあるので、過去記事リンク貼っときます。同志に届け。
トリデラのこと、タラセクのこと(注意:最後1枚のみ擬人化絵あります)
トリデラのこと、タラセクのこと3(ここから擬人化絵を分けてあります)
タランザとセクトニア様についてのあれこれ

はくしゅへんしーん。
Tさん>またまた長文メッセージいただけて嬉しいです!今回の記事、コンサート感想のほうが分量多くなってしまったのですが、お楽しみいただけたでしょうか……!
そーですよね、ダランザが女装か否かはどっちにも捉えられますよね。前回の話は私があの時ああ思ったというだけのことでそれ以上でもそれ以下でもないです。ニンドリでも結局言及されなかった部分なので、もうしばらくは自由に妄想できそうです。
イベントについて、ご明察であります。適度に頑張ります、応援感謝です!

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